ラングホブデ観測オペレーション
月初めのデータ処理や報告書作成やらでレポが遅くなりました。
10月28日から31日に掛けてラングホブデの露岩地帯に地圏の観測オペレーションに行ってきました。
今回は重力測定,地震計保守,GPS装置保守,インフラサウンド設置箇所調査などを行います。
ここは昭和基地から約34km離れた南極大陸の沿岸になります。
隊は5名のメンバーで編成され、午前9時半、雪上車2台に分乗して途中途中で氷海の氷厚測定を行いながら現地に向かいます。
雪上車の先は近いようで遠いラングホブデ。
巨大な棚氷山の脇を進みます。
アデリーペンギンが歩いていました。
好奇心が強いので人がいると近寄ってくるのですが、雪上車のエンジン音に驚いて逃げていってしまいました。
約4時間半掛かってラングホブデ雪鳥沢に到着です。
雪鳥沢小屋(画像左寄りにある白い建物)をベースに4日間活動しました。
深夜0時。11月中旬から白夜が始まりますから、もうこんなに明るいんですね。
到着翌日から観測地点の調査に向かいます。
ツルツルに凍った沢を歩き急峻な岩山を登ります。あちこちに紅水晶、ガーネットの原石が転がっています。
山から沢を見下ろす景色はまるでグランドキャニオン。壮大なスケールに言葉がでません。時が経つのを忘れます。
コケです。何にもないこんな極寒の地でも生きてるんですね。驚きます。
歩いていると所々、生えているのですが、研究対象になっているので踏まないように注意しながら進みます。
氷河です。
氷ゲット。これで頂くロックがうまいんです。^^
さりげなく地元もアピールしてみる。
調査を終えたところで小屋に戻り、翌日1,000万円を越す観測機材を担いで再び山に入り観測を行います。
雪が舞い始め風も強くなってきました。
この銀色の1,000万(重量10kg)を背負ってるのがYathです。
傾けることができない装置なのでとにかく岩に躓いて転ばないようにするのに神経を使いました。。
観測中..
基地への帰路に立ち寄ったハムナ氷瀑。岩盤を乗り越えて海へ流れ出ています。
大きさを比較できるように右のほうに雪上車を置いてみました。
山好きのYathとしては、非常に楽しいオペレーションでした。
南極観測のホームページ
国立極地研究所
オーロラアラート by NICT
10月28日から31日に掛けてラングホブデの露岩地帯に地圏の観測オペレーションに行ってきました。
今回は重力測定,地震計保守,GPS装置保守,インフラサウンド設置箇所調査などを行います。
ここは昭和基地から約34km離れた南極大陸の沿岸になります。
隊は5名のメンバーで編成され、午前9時半、雪上車2台に分乗して途中途中で氷海の氷厚測定を行いながら現地に向かいます。
雪上車の先は近いようで遠いラングホブデ。
巨大な棚氷山の脇を進みます。
アデリーペンギンが歩いていました。
好奇心が強いので人がいると近寄ってくるのですが、雪上車のエンジン音に驚いて逃げていってしまいました。
約4時間半掛かってラングホブデ雪鳥沢に到着です。
雪鳥沢小屋(画像左寄りにある白い建物)をベースに4日間活動しました。
深夜0時。11月中旬から白夜が始まりますから、もうこんなに明るいんですね。
到着翌日から観測地点の調査に向かいます。
ツルツルに凍った沢を歩き急峻な岩山を登ります。あちこちに紅水晶、ガーネットの原石が転がっています。
山から沢を見下ろす景色はまるでグランドキャニオン。壮大なスケールに言葉がでません。時が経つのを忘れます。
コケです。何にもないこんな極寒の地でも生きてるんですね。驚きます。
歩いていると所々、生えているのですが、研究対象になっているので踏まないように注意しながら進みます。
氷河です。
氷ゲット。これで頂くロックがうまいんです。^^
さりげなく地元もアピールしてみる。
調査を終えたところで小屋に戻り、翌日1,000万円を越す観測機材を担いで再び山に入り観測を行います。
雪が舞い始め風も強くなってきました。
この銀色の1,000万(重量10kg)を背負ってるのがYathです。
傾けることができない装置なのでとにかく岩に躓いて転ばないようにするのに神経を使いました。。
観測中..
基地への帰路に立ち寄ったハムナ氷瀑。岩盤を乗り越えて海へ流れ出ています。
大きさを比較できるように右のほうに雪上車を置いてみました。
山好きのYathとしては、非常に楽しいオペレーションでした。
国立極地研究所
オーロラアラート by NICT
by yath_y | 2012-11-04 16:35