テント設営講習

南極に到着する夏季は、一年の中で最も暖かく活動しやすいのでその期間を利用して生物や海洋など冬季にはできないさまざまな観測、設営が行われます。
昭和基地から離れたよその島や大陸沿岸、内陸の定常的な野外観測エリアには簡単な数人が生活できる程度の居住カブースが置いてあるところもありますが、数日を要するオペレーションとなるとテントで生活せねばならないこともあります。

そこで今日は、昭和基地から離れた野外観測を夏季に行う隊員向けに、アウトドアに精通しているフィールドマネージャ隊員によるテント設営講習が行われました。
Yathも3回ほど野外オペレーションの計画があるので参加です。

一人用の簡単な山テント程度でしたら私も経験ありますが、南極仕様は今回が初めて。

基本的な建て方は同じですが、南極特有のブリザードに耐えるよう建て方に工夫が必要です。
いい勉強になりました。

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南極観測のホームページ
国立極地研究所

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by yath_y | 2013-09-11 21:21 | @南極 by Yath | Comments(8)  

Commented by chacos-violetroom at 2013-09-14 06:29
yathさん。訓練お疲れ様です。
ブリザードに耐えうる建て方の工夫・・・・どんな風にたてるのでしょう~?
テント生活って大変そうですね・・・
私。何にも知らないんですけど、色は全部緑なんですか~?
Commented by ぷぅ at 2013-09-14 09:40 x
毎日お疲れさまです。
先日、「亜南極」という地域があることを初めて知りました。
島があるようなんですが、
このような所も調査したりするんでしょうか?
言葉からしたら、
南極でも比較的暖かい地域のような感じですね。
Commented by yath_y at 2013-09-15 09:36
chacoさん、
出入口をどっちに向けるべきとか支線の張り方、飛ばされない荷物の起き方など.. たかがテント一つですが、命が掛ってますからね~。
色は、グリーンに限らなくて、だいたい明るい目立つ色が使われます。

Commented by yath_y at 2013-09-15 10:07
ぷぅさん、
亜南極はおよそですが南緯45度~60度くらいの地域を指します。
観測隊の活動はそれ以南の「南極地域」ですのでその地域の観測はないと思います。
ちなみに南極条約は、南緯60度以南に適用されます。
Commented by k2hair at 2013-09-16 10:30
南極でのテン泊って、気象条件としてはまるで高所登山のキャンプみたいな感じなのですかね?
とっても大変そうだけど何だかワクワクドキドキですね。
Commented by yath_y at 2013-09-16 18:12
k2hairさん、
草木の生えてない高山の岩場のテン泊に近い感じですが、天候の急変でテントが飛ばされてしまうと、外気が氷点下に加えて風で耐寒温度も下がって即死亡ですので、ワクワク感は正直まったくないですねぇ。
晴れていても基地に戻るまでは全く気が抜けません。
Commented by chacos-violetroom at 2013-09-16 22:56
本当に死と隣り合わせのお仕事。
とてもとても大変だと思います。
yathさんがまた南極に行ってしまうと思うと
いろんなことが心配です・・・
毎日ブログチェックしないと心配で要られなくなりそうです・・・
安全のためにも訓練は欠かせないですね。。。
Commented by yath_y at 2013-09-20 23:03
chacoさん、
前回53次で初めて行った時はまったく気にしていなかったのですが、一度経験すると国内訓練の大切さがわかってきます。
なって愚かだったのだろう、と。。^^;
出稿まで残り2カ月、しっかり身につけていきたいものです。

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