訓練月間

3月に入り、各部門仕事も軌道に乗り始めたこの時期、業務と並行して安全に一年間過ごすべくさまざまな訓練が行われています。

海氷安全講習。
昭和基地は「東オングル島」という南極大陸か4キロメートルほど離れた島にあります。そのためよそへ行くには必ず凍った海を通らねばなりません。
氷の厚みはこの時期で3~4メートルありますから割れ目に落ちたら命にかかわります。そこで実際に氷海に出て安全に氷の上を歩く、GPSとコンパスを使ってルートを定める、氷の厚さを測る手法を学びます。
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野外行動訓練。
陸地も安全なところばかりではありません。
雪が凍って固まり、その上にさらに雪が積もれば重みで氷にひびが入り始めます。それが拡大すれば大きなクラックになり落ちればこれまた危険。どういうところに危険が潜んでいるのか、登山をされる方はご存知ですが、地図の読み方、コンパスを使って自分の現在位置を知り目的の場所へ移動する方法を実際に歩いて学びます。
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消火訓練。
万が一、昭和基地で火災が発生したら...
それを想定しての訓練が毎月行われます。日本から消防隊が来てくれるわけではありませんから自分たちで火を消さねばなりません。
自衛消防組織というやつです。
防火服を正しく着用し、ホースの展張から安全な放水の仕方、負傷者の救出・救護方法、その他火災の被害軽減を図るための組織です。
一人一人役割が決められていますから何度も行って体で覚えるわけです。
特にこれから向かう厳冬期では、寒さで屋外の行動が制限されますから、今のうちから慣れておくことが大切です。
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南極観測のホームページ
国立極地研究所

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by yath_y | 2014-03-24 23:56 | @南極 by Yath  

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