極成層圏雲

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朝焼け空に一つだけぽっかり浮かぶこの雲は「極成層圏雲(きょくせいそうけんうん)」と呼ばれていて、南極でしか見られない特別な雲です。

高度20kmの成層圏に発生する雲で、低温であるほど発生しやすく、マイナス70℃からマイナス80℃になる極地で発生しますが、そこまで低くならない北極ではほとんど発生しないんだそうです。
私のように知識がない者からすれば一見だだの雲ですが..

実はこれ、
表現が正確じゃないですけど、オゾンホールの「素」。

極成層圏雲自体は、硝酸塩や塩化水素が「氷」になって凝結したもの。
この雲はちょうど今くらいの厳冬期に出始めて、その後極夜が明けて太陽高度が上がり始めて気温が上昇してくる春先になると、その「氷」は融け始めます。
融けると太陽光によって化学反応を起こし、硝酸と塩素原子に分解されます。この塩素原子がオゾンを破壊する原因になるんだそうです。

南極が春になるとオゾンホールができるのはそのせいなんですね。


こんな端折った説明じゃ全然物足りん方は以下へどうぞ。
・気象庁 「南極でオゾンホールが発生するメカニズム」



南極観測のホームページ
国立極地研究所

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by yath_y | 2014-08-06 08:21 | @南極 by Yath  

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