ペンギンセンサス
今年もこの季節になりました。ペンギンセンサス。
ペンギンの個体数調査です。
気温マイナス11度。天気晴れ。
今日は4名で昭和基地周辺の島々へ調査に出かけました。これは毎年特定の期間に行われ生態系や環境変化の基礎データになります。
今回は4つの島を回りましたが、少し離れた島も調査の対象になっているため、雪上車よりフットワークの軽いスノーモービルで。
隊員一人ずつカウンターを持って、そのルッカリに何羽のペンギンがいるか数えます。
ペンギンは動き回りますし、数が多いと誤差も出ますので何回か数えてその平均を取ります。
営巣地(ルッカリ)は島の地形によってその規模が違います。少ないところでは数羽、多いところでは千数羽になるところも。
巣作りのために小石をせっせと集めています。すでに卵を抱えているペアも多くいます。
これで1,200~1,300羽
ウェッデルあざらしも子育て真っ最中です。
この時は親子で暖かな日差しの中、日光浴をしていました。
我々に気づいた子あざらしが興味深げにこちらにのそのそ近づいてきます。母親がそれに気が付き、大声で子供を呼び寄せます。
「危ないから行っちゃダメ。戻りなさい(怒)。」
すごすごと母親の元へ戻っていきました。
こちらは少し離れたところでお昼寝していた迫力のお父さん。こちらを睨みつけます。
我々を迎えに来る「しらせ」もすでに日本を発っています。
越冬もいよいよ終盤に入りました。
南極観測のホームページ
進め!しらせ
国立極地研究所
ペンギンの個体数調査です。
気温マイナス11度。天気晴れ。
今日は4名で昭和基地周辺の島々へ調査に出かけました。これは毎年特定の期間に行われ生態系や環境変化の基礎データになります。
今回は4つの島を回りましたが、少し離れた島も調査の対象になっているため、雪上車よりフットワークの軽いスノーモービルで。
隊員一人ずつカウンターを持って、そのルッカリに何羽のペンギンがいるか数えます。
ペンギンは動き回りますし、数が多いと誤差も出ますので何回か数えてその平均を取ります。
営巣地(ルッカリ)は島の地形によってその規模が違います。少ないところでは数羽、多いところでは千数羽になるところも。
巣作りのために小石をせっせと集めています。すでに卵を抱えているペアも多くいます。
ウェッデルあざらしも子育て真っ最中です。
この時は親子で暖かな日差しの中、日光浴をしていました。
我々に気づいた子あざらしが興味深げにこちらにのそのそ近づいてきます。母親がそれに気が付き、大声で子供を呼び寄せます。
「危ないから行っちゃダメ。戻りなさい(怒)。」
すごすごと母親の元へ戻っていきました。
こちらは少し離れたところでお昼寝していた迫力のお父さん。こちらを睨みつけます。
我々を迎えに来る「しらせ」もすでに日本を発っています。
越冬もいよいよ終盤に入りました。
国立極地研究所
by yath_y | 2014-11-15 23:45 | @南極 by Yath