不思議な岩

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日の出:10時01分、日の入:14時56分、気温:マイナス18.8℃

2月1日から翌年の1月31日までが私たちの越冬生活。
一年の折り返しは先月の冬至ですが、越冬隊としてはこれで6カ月を終え、今日で半分。
残りちょうど6カ月です。

さて、
南極では雪を伴ったブリザード規模にはならなくても日常的に非常に強い風が吹きます。
この強い風と氷粒のような硬い雪、また砂粒が岩の表面を削り、凹み始めた部分は更に削られてどんどん深くなっていきます。

こういう穴ぼこだらけの岩を「蜂の巣岩」と呼んでおり、基地内のあちこちに見られます。自然が生んだ造形美ですね。
今日も時折風速10メートルを超す冷たく強い風が吹いています。

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手前は昭和基地がある東オングル島、幅4kmの氷海を挟んだ向こう側が氷の南極大陸




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by yath_y | 2017-08-01 22:38 | @南極 by Yath | Comments(2)  

Commented by 270918 at 2017-08-02 20:43
こんばんは~
南極は今冬の季節なので今は雪と氷の世界と思っていましたが
こんな岩を見ることができるのですね。
固い雪と砂で削られたとのこと自然の世界はすごいですね。
お尋ねします。
この季節に岩の露出を見ることが出来るということは
昭和基地の周りは夏の季節には植物を見ることが出来るのでしょうか。
気になりました。
          ひげ爺
Commented by yath_y at 2017-08-03 03:07
ひげ爺さん、
植物が育つためにはご存知の通り「土」と養分が必要ですが、こちらは「砂」ですし、このような厳寒地では緑の葉をつけるような植物は育たず、夏場でもコケや地衣類に限られます。

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