カテゴリ:未分類( 27 )

 

航海14日目(アムンゼン湾沖停泊)

c0193901_1313514.jpg

気温マイナス2度、晴。

地質部門及び我々宙空部門の観測オペレーションのため、昭和基地から少し手前の南極大陸沿岸のアムンゼン湾沖で停泊です。(南緯66度20分、東経49度50分)
c0193901_1321981.jpg

c0193901_1325289.jpg

c0193901_1353948.jpg

c0193901_1365289.jpg


オペレーションには、「しらせ」艦載ヘリ(CH-101)で大陸沿岸露岩域に人員と物資を送り込みますので、格納庫からヘリを搬出し、ブレードを取付け準備に取り掛かっています。
c0193901_1394996.jpg

c0193901_13102046.jpg


本日の艦内訓練・講習
・昭和基地における生活一般の注意事項
・観測隊ヘリ(AS350) 実習
・耐寒訓練

c0193901_138504.jpg


おきてがみ





南極観測のホームページ
進め!しらせ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2016-12-15 18:00 | Comments(0)  

隊員室でのお仕事2

先回、国内で私たち隊員が行う業務の一つである『物資量概数調査』についてお話ししました。

今回は『物資調達』について。

南極へ持ち込む物資は基本的に各部門(観測系:気象・電離層・宙空・地圏・気水・生物、設営:機械・調理・医療・建築・環境保全・多目的アンテナ・LANインテルサット・野外観測支援・庶務)の担当隊員が担当PI(研究プロジェクトの長)と相談して調達します。

まず、現在昭和基地にいる隊員から調達参考意見として、「これこれが壊れたので買ってきてね」、「もう予備部品がないよ」、「これがあるといいかも」 といった物品購入するための意見書が送られてきます。
それを基に国内で議論・検討して、予算と照合しながら必要な物品の選別をします。
さらに次の隊(私たち)で新規計画したミッションの物品検討も合わせて行い、業者から見積もりを取って購入手続きに入ります。
国内で入手できないものは海外のメーカから買わねばならないものもあります。

7月から進めてきた調達作業。
各々部門の物資が続々と入荷し、広かった倉庫が次第に手狭になってきました。

実はこれからが本番です。

c0193901_218238.jpg


おきてがみ





南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2016-08-29 21:13 | Comments(2)  

自火報取扱講習

国内同様に昭和基地でも火災に備え、基地内のほぼすべての建物には火災感知器が取り付られており、主たる場所に自動火災報知設備が設置されています。

[参考] https://ja.wikipedia.org/wiki/自動火災報知設備
c0193901_2331466.png
Wikipediaより


今日は、その自動火災報知設備(自火報)の取り扱い講習が行われました。

私は53次(2011-2013)で越冬した際は、基地安全管理主任という大役を任され自火報について熟知していなければならない立場でありましたが、就任当初は何の知識もありませんでした。
そこで消防庁で実施される防火・防災管理講習というのを当時に修了、「火災による被害」を防止するため、また防火管理に係る消防計画を作成し防火管理上必要な業務(防火管理業務)を計画的に行うための知識を学びました。

火災報知器の種類や特徴、性能などネットで調べまくったのを今でも覚えていますが、数年経過した今、肝心の中身はすでに半分近くは忘れてしまっていますので^^;、今回の取扱い講習はよい復習になりました。
c0193901_2333281.jpg


おきてがみ





南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2016-08-17 23:37 | Comments(0)  

終わりました

2月下旬から5月いっぱいまで3カ月に及んだクレーマ処理。(ちなみにこのブログとは無関係です。)
南極関連で当事者に近い立場にある私んとこに飛び火してきたわけ。

たかが一名のモンスターペアレントですが、あなどるなかれ。
もうね、呆れるほど常識が通用しません。 よく親になれましたね、と。

個人が特定されてしまいますのでここから先は、敢えて内容について触れません。
一般論として、「クレーマに遭ったらどうなるのか」と、私なりに推測してみたいと思います。

例えば、
当事者と関係する非常に多くの方や複数の法人/省庁とその上層部の方々までをも巻き込むような、超大型モンスターである場合があります。
もし国の組織が絡んだ場合、取るに足らないことのためにその処理の工数として「税金」が使われていることを忘れてはなりません。

モンスターペアレントは子供をダシにした単なるクレーマです。

こういう人たちは、クレーマとしてのグレードに差はありますが、
1. 「難癖つけるきっかけ」さえあれば、それが事の大小に関係なく何であろうと気にしない。

2. ナメられないように弱い自分を力いっぱい誇示してきます。

3. 命令すれば動いてくれる、つまり「人をコントロールできる感」が唯一欲求を満たす手段であり快感であります。
その矛先は必ず自分より立場の弱い者に向けられます。名の通っている企業や団体、役所は何言われも文句返しませんから。
コンビニ土下座と同じですな。

例えば、
一個人との直接電話(平日休日昼夜問わずお構いなしに日に何度も携帯が鳴ることがあります)でのやりとりでは、
クレーマ氏:「はい。そうですね。わかりました。」
と、一見こちらの提案を素直に聞いてくれてるような返答であっても、それで安心していると、見えないところでとんでもないことをし始める、こともあり得るでしょう。┐(-。ー;)┌

で、うるさいから、と、(例えば)どっかの組織がルールにないことをやって便宜を図ったり、特例を認めたりすると相手は更に要求がエスカレートすることになります。
悪しき前例を作ってしまうのが一番いけません。毅然とした態度で接するべきです。
関係者間でクレーム対応の情報共有ができておらず、さらに悪いことにそれぞれが独自の対応を取ってしまうと、あちこちで混乱が生じ、長期化する最大の原因になるかもしれません。

と、私なりに考えられる懸念事項を述べてみました。
くどいようですが、あくまで「例え」ですからね、例え。

まぁ、なんとか終息しましたので(たぶん)、やっと日常に戻れます。

早いもので来週13日からいよいよ一週間の日程で夏期訓練が始まります。
早朝ジョギングはルートのアップダウンがあって結構キツいので、残り1週間で少しでも身体作っておかねば。。

おきてがみ





南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2016-06-05 00:52 | Comments(2)  

こと座流星群結果

すでにこと座流星群のピークは過ぎましたが、電波観測ではそれらしき兆候はみられませんでした。
散在流星レベルです。
散在流星というのは流星シーズン以外に普段から降ってる流星のことを言います。

c0193901_17205382.jpg

グラフの見方ですが、
このグラフではピークの23時に一時間あたりおよそ15個に流星痕が確認できています。
しかし、他の日と照らし合わせる限り、ピークの当日流星痕の数が突出しているいるわけでもありません。

はい。ってことで次行きましょか。

おきてがみ





南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2016-04-24 18:19 | Comments(0)  

カルチャーショック

今頃、なんですが..
昨春一年半ぶりに南極から帰国して驚いたこと。

1.実写版の浦島太郎やら金太郎やらが出てる某携帯キャリアのCMが新鮮。

はい。現地にはTVありません。
別キャリアの犬CMもいつの間にかかなり進化してましたね。
そもそも一年半離れてますとテレビCMはほぼ総入れ替えされてますので、帰ってしばらくはCMだけ見てても飽きません。


2.消費者金融の広告CMが急激に増えていた。街角にも至るところに。

これは昔でいう「サラ金」ですね。言葉を健全っぽく柔らかくしただけのことで中身は変わってません。
しかも対象はどう見ても若者っぽいけど、そのしくみを言葉で丁寧に解説しているかというと、どうもそうではなさそう。電車内の吊りポスターにも端っこに小さく書かれているだけ。

だから、『30日間金利ゼロ』なんておいしい言葉に釣られて安易に借りる青少年はきっと多いよね。いつまで経っても減らない返済金は借りて初めてわかる落とし穴。

説明が足りてれば否定はしないが、とても違和感を感じています。
彼らを取り巻く環境がしっかり教えてあげる必要があります。ハマらないために。
(私の考えが古いのかもしれません、はい。)


3.中国人多すぎ。

渡航前の2013年はどこへ行っても宿が取れないなんてことはなかったけど、帰国後は出張先のビジネスホテルもまず取れない。仮に取れても激高。迷惑しているサラリーマンは多いはず。


4.英単語交じりの日本語に閉口。

もっともこれは以前からあったことではありますが、帰ってきてから一層ヒドくなったなぁと感じます。
正直恥ずかしすぎて耳を塞ぎたいくらいの乱用ぶり。

英語の「名詞」を日本語に混ぜることはまあ許せても、「動詞」を名詞代わりに混ぜると変になることくらいわかってもよさそうなもんですが。
周りを見てますと英語が不得手な方々ほど使いたがる傾向が強いような。 斯く言う私も英語は得意ではありませんけど。
例を挙げますと、

・某CMで有名な「結果をコミットする」
むぅぅ、動詞を名詞変わりに使ってるもんだから、3歳児並みの日本語力になってます。

・最近よく見かけるのは「アグリーを得る」
これも上と同様、笑えるくらい奇妙な日本語ですが、なぜわざわざカタカナにする必要があるのか凡人の私には理解不能です。
「承諾」とすれば4バイトも節約できます(笑)

・他には、「incentive」や「evidence」、「consensus」、「essence」、「link」、[brushup」、「priority」、「assign」、「agenda」、「capacity」、「buffer」などなど挙げればキリがない。
英単語は包含される日本語の意味が多く、言葉をあいまいにできるのが広がった理由ではないかと推測しますが、聞いててとても疲れるし、不快そのもの。

極めつけは英単語の省略形。
「リスケ」ってなんすか??

日本語で言って下さい。

おきてがみ





南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2016-04-19 23:33 | Comments(2)  

小さな訪問者

c0193901_19335949.jpg

ようやくやってきました。
一昨年に比べると約ひと月遅い基地訪問です。わけは知りません。

夏間近になると氷が張っていない北の海から、巣作り、産卵、子育てのため営巣地となる陸地に移動してきます。
その途中にある昭和基地。
好奇心旺盛な彼らは、「おや、なんかあるぞ。なんか動いてるぞ。」と恐れることなくスイスイ、ペタペタ近づいてきます。

30分ほど人見物して、飽きてきたのか凍った海の上を歩いてまたどこかへ行ってしまいました。

この時期に最高気温なんとマイナス2度。暑さでどの隊員もTシャツ姿。
熱中症になりそうです。

今日はビールがすすみます。^o^

c0193901_19342378.jpg


おきてがみ





南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2014-10-31 19:39 | Comments(10)  

MID WINTER

c0193901_721269.jpg

午前10時にようやく薄明るくなり始め、午後2時には真っ暗なこの日。

つい一年で最も日が短い..と言ってしまうところですが、こちらではすでに陽が昇っていませんので、一年で「最も暗い」冬至を今日迎えました。
越冬の折り返し地点です。

いつもエールを送って下さる皆様に感謝申し上げます。

ここで一旦リセットして初心に戻り、気を引き締めて後半の職務に取り組みたいと思います。



南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2014-06-21 07:06  

M.W.F. The Opening Day

冬至まであと3日。
この時期、冬至を挟んで南極各国の基地で開催されるミッドウィンターフェスティバル(Mid Winter Festival)、昭和基地では今日18日から開幕です。 ちなみに外はおもっきし吹雪!

開催期間中は休日日課っ。いわゆる、お.や.す.み.でぃ~ずっ♪♪

ではありますが、基地を維持し、観測は継続しますので出社時間フリーとゆーだけでどの隊員も仕事がないわけではありませんので、職務の合間をみて陽が昇らない暗い日々が続くこの季節を入れ替わり立ち代わり隊員総出で大いに盛り上げます。

初日の今日は大演奏会。みんなすげーです。入れ込む力が半端ないです。
放置なブログも久々に力入ってます。

c0193901_6342693.jpg

c0193901_634459.jpg

c0193901_635790.jpg

この期間は、毎日3食を一人でまかなう調理隊員もお休み。よって他の隊員がグループに分かれ腕を振るいます。
今日の担当はチーム「J」。お昼のブランチは「とのさまランチ」。
ディナーは?.. おぉ、お魚好きのYathにはたまんない寿司ですっ。「形」はどうあれ、目に前で握ってくれるのが温かみを感じます。

ほぼこれ目的に南極来てますけどね。(爆)
c0193901_636057.jpg

c0193901_636267.jpg



南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2014-06-18 23:02  

逆転

地元名古屋はもう20℃を超えてるそうな。いやぁうらやましい。

本日の日の出8:23、日の入16:13。最低気温マイナス13度。
すでに日照時間は8時間しかありません。昭和基地のあり緯度で1日におよそ10分ずつ陽が短くなりますから、1週間で1時間陽が短くなる計算。

ついこないだまで東から昇っていた太陽がかなり北から昇り始めています。ものすごい速さで冬が冬が訪れようとしています。

c0193901_5233012.jpg

c0193901_525724.jpg




南極観測のホームページ
国立極地研究所

[PR]

by yath_y | 2014-04-23 05:25 | Comments(6)