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しらせ復路25日目

風もなく波の穏やかな一日でした。
とりあえず最後の書類作成も終えると、あとはアルバム作成の下準備のみ。期限があってないようなものなので今ひとつ気が入りません。。

ほぼ喰っちゃ寝状態。
喰って飲んで寝る。動物のようにおもむろに起き上がってPCにちょっとだけ向かったらまた喰って寝る..
ふわ~り、ふわ~り..ゆりかごのようなこの心地よい揺れが眠りを誘うわけです。

社会不適合者認定までもうひとふんばり。


ヤバす。


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by yath_y | 2013-02-25 23:40 | @南極 by Yath | Comments(0)  

しらせ復路24日目 ~日本時間マイナス5時間

C(チャーリー)→D(デルタ)へ。日本に1時間近づきました。
といっても時刻帯の話。

どの国にも当然ながらローカルタイムというのが存在します。
日本なら"JST"若しくは"LT"(Local Time)と表現します。 "10:00JST"ってな感じ。
しかし、公海上には地面がないのでローカルタイムというのがありませんから、経度(15度単位)による時刻帯の違いを※国際標準時(UTC)を基準にアルファベットで表現します。

※国際標準時UTC=日本時間-9時間

例えば、UTCプラス1時間の場所を航行しているなら、A(アルファ)、2時間からB(ブラボー)、3時間ならC(チャーリー)...

今日からは日本時間マイナス5時間、つまりUTCプラス4時間なので時刻帯はD(デルタ)。
対外的に伝える場合、航行中の現在時刻が午後2時なら「14時デルタ」と言うことでローカルタイムと同意味になります。「10時UTC」でも別に構わないんでしょうけど、これだとピンと来ないしいちいち足し算するのがめんどくさいでしょ。
ちなみに自衛隊特有の表現なのだそうです。


海洋観測がなく天候が荒れていなければ、午後からの数時間「艦上体育」といって露天甲板での運動が許可されます。
ピーカンな日は南極剣友会一味も社会復帰に向けて一層気合が入ります。

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夜にはオーロラが出現しました。
360度見渡す限りの海に囲まれた星空に現れるオーロラは、陸地で見えるそれより一層神秘的です。
ただ、船が動いて風が出るので恐ろしく寒いけどね。

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この画像の動画(再生時間約1分 14MB)をこちらに置いています。
(クリックでストリーミング、右クリック「対象をファイルに保存」でローカルに保存します)




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by yath_y | 2013-02-24 22:19 | @南極 by Yath | Comments(4)  

しらせ復路18日目

時々薄陽がさすこともありますが、航行中の南極海は時折細かな雪が舞う陰影のないどんよりした日が続いています。
艦内生活も毎日代わり映えせず、喰っちゃ寝状態になりつつあります。。 orz..

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by yath_y | 2013-02-18 23:04 | @南極 by Yath | Comments(0)  

しらせ復路16日目

海氷も次第に薄くなりラミングもほとんどすることなく連続砕氷、16時半頃には定着氷域を無事脱出しました。更にはあれよあれよと19時には流氷域も出てしまい、1年2ヶ月ぶりに白波の立つ「海」を見ました。

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by yath_y | 2013-02-16 22:24 | @南極 by Yath | Comments(0)  

しらせ復路13日目

陰影のないどんよりした日がず~っと続き、陽を見たのは実に2月1日以来。
54次夏隊員、引継ぎや残務処理で基地に残留していた53次越冬隊員も明日の最終便で全員帰艦予定。
いよいよ北上を始めます。

越冬報告書の作成もほぼ終わって、観測隊アルバムの原稿作りに勤しんでいますが...
座りっ放しなので、何となく体が重くなってる気配がする。。
1年前に昭和基地入りした当初より5キロ減らした体重は、おそらくは元通り。
このままでは今後プラスに転じるのは必至で、そろそろ運動しないとヤバいです。

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by yath_y | 2013-02-13 23:19 | @南極 by Yath | Comments(0)  

しらせ復路3日目

艦は今朝10時半頃より断続的に方向転換のための砕氷航行を始めました。
前進後退を繰り返しながら船体で厚い氷を割って、時計回りに少しずつ方向を変えていきます。

この衝撃と揺れが楽しい^^

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by yath_y | 2013-02-03 23:11 | @南極 by Yath | Comments(0)  

しらせ復路2日目

艦はまだ停泊しています。

朝食は午前6時。昭和基地の朝食より1時間早め。
機械はちゃんと動いてるだろうか、と朝から観測機器や設備装置の点検でせわしなく動く必要もなくなったので、ここぞとばかり何も食わずにひたすら寝る隊員もいます。

今朝は個人免税品(国内購入分)の分配。
手順は昨日同様、山に詰まれたダンボール箱を船内倉庫から出して、残留隊員の分も含めてそれぞれの部屋に運び入れます。
朝昼晩3食の食事以外の食べ物、飲み物は隊員が各自で用意する必要がありますので、お酒やジュース、お菓子やタバコ等の嗜好品は昭和基地在住時に国内手配してしらせで持ち込みます。
持ち込んだこれらは免税品となるため、国内への再持込みができませんから艦内ですべて消費する必要があります。

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「基地での仕事済んだんだから、復路はもう何もすることもなかろう..」と思われるかも知れませんが、実は「越冬報告書」というものを作成せねばなりません。
これは自分の担当分のミッションについて、越冬期間中に行ったすべての事柄について記述報告します。

アルバム係のYathはこれ以外に、観測隊アルバムを作る仕事が残っています。
言ってみれば、学校の卒業アルバムみたいなもんでしょうか。

隊員がこの一年間に撮った膨大な量の画像から良さげなのを選定して、構成を決めて原案の打ち合わせ、帰国後に印刷業者と打ち合わせを行って、最終的な装丁とデザインを決定し製本・配布という流れ。

暇にならずに済むのはいいことです。



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by yath_y | 2013-02-02 22:07 | @南極 by Yath | Comments(2)  

帰艦

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午前9時から催された越冬交代式を無事終え、54次隊に昭和基地を引き渡しました。
艦載ヘリCH101の原因特定に至らない機能低下が認められたことによって、1月29日以降、ヘリ運用を停止しています。
よって私たち53次隊は今朝、小型の観測隊ヘリVH機によって4名ずつ計13名がしらせに帰艦しました。
残り14名は昭和基地に残留、しばらく54次隊夏期オペレーションの支援に入ります。

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13ヶ月ぶりのしらせ。
なつかしい船内の匂い、手動の水洗トイレ、海水のお風呂、ジュースの自販機..
まだつい先週のことのようです。

到着したら先ず、往路もほぼ同じでしたが、しらせ甲板士官の方から艦内生活の決まり事について一通りの説明を受けます。

昼食は金曜日恒例のカレーライス。長い艦上生活において曜日感覚を失わないための工夫です。
昭和基地においても同様で、金曜はカレーの日。
カレーが出ると、「お、もう金曜か..早ぇえなぁ」と、お膳を取る列に並びながら仕事の進捗を確認します。
午後からは、ご家族から送られた個々人の託送品の分配。船内倉庫から個人宛のダンボール箱を出して、残留隊員の分も含めてそれぞれの部屋に運び入れます。

夕食を終えると19時から清掃。その後、自衛官の方による艦内巡検が入るため、およそ20時まで部屋から出ることができません。

で、ですね。なんと今夜は露天風呂っ。
甲板に設置されたひのき風呂です。しかも2つあります。その一つはジャグジー仕様。
気温は氷点下ですが、まだ夜も明るいので太陽に照らされた目の前に広がる雪面と氷山を見ながら、仕事から開放されての湯は格別です。

さて、復路中の仕事は明日からすることにして、とりあえず部屋の片付けして寝ます。

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隊員寝室..2人部屋




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by yath_y | 2013-02-01 22:15 | @南極 by Yath | Comments(0)