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小さな訪問者

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ようやくやってきました。
一昨年に比べると約ひと月遅い基地訪問です。わけは知りません。

夏間近になると氷が張っていない北の海から、巣作り、産卵、子育てのため営巣地となる陸地に移動してきます。
その途中にある昭和基地。
好奇心旺盛な彼らは、「おや、なんかあるぞ。なんか動いてるぞ。」と恐れることなくスイスイ、ペタペタ近づいてきます。

30分ほど人見物して、飽きてきたのか凍った海の上を歩いてまたどこかへ行ってしまいました。

この時期に最高気温なんとマイナス2度。暑さでどの隊員もTシャツ姿。
熱中症になりそうです。

今日はビールがすすみます。^o^

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おきてがみ





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by yath_y | 2014-10-31 19:39 | Comments(10)  

風邪ひかないんです

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こ~んな記事をネットで見つけました。

http://netallica.yahoo.co.jp/news/20141028-03967672-mynaviw

さすが、よくリサーチされてますね。
湯冷めして放っておいても、汗かいてそのまま氷点下気温の屋外で素っ裸で(←例えです、例え) 体冷やしてもノープロブレム。

細かいことは除いて、指摘事項としては..

「水虫」検査まではされんかったなぁ。。(笑)

おきてがみ





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by yath_y | 2014-10-30 00:13 | @南極 by Yath | Comments(4)  

宇宙に一番近い大陸

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これは午前1時半の景色。宇宙に手が届きそうです。
まだ陽は沈んでいますが、もう深夜も星が見られるほど暗くはなりません。

大したことはありませんが私は軽いPTSDを患っていますので、今頃あれなんですけど暗いのは実は苦手なんですね。^^;  (もっともそれは閉鎖された空間に限りますけど)
なので夜のないこれからの季節はストレスが減るので非常にうれしいわけです。

おきてがみ





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by yath_y | 2014-10-27 21:19 | @南極 by Yath | Comments(0)  

夏近し

日の出3:53、日の入20:23。気温マイナス15度。
もう夜も薄明るいです。

日中は陽が高くなって日射が強くなり、雪解けの季節がやってきました。
あちこちに川ができてしまわないように基地の大規模な除雪開始も間もなくです。

南極はオゾン量の減少で紫外線量が半端じゃない、しかも真っ白な雪面からも反射も強烈なので、外へ出る時はサングラス必須です。

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おきてがみ





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by yath_y | 2014-10-22 12:53 | @南極 by Yath | Comments(2)  

オーロラ光学観測終了

2月下旬から始まった今期のオーロラ光学観測、今朝で終わりました。
白夜が近くなり空が暗くならないためです。星空ともそろそろお別れが近いです。

と言っても別にやることがなくなったわけではなく、電波でオーロラを見る電波観測や自然電波の観測とかは一年中営業していますし、あと2ヶ月で56次隊が到着しますので、それまでに観測手順書の整備や引継ぎ事項をまとめ上げる仕事が残っています。
極低温でできなかったアンテナのメンテナンスもほぼ一年放置したままですので、暖かくなる時期にやらねばなりません。


まだ公開してなかった分のオーロラのダイジェスト版。
一年間楽しませてもらいました。

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おきてがみ





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by yath_y | 2014-10-16 23:22 | @南極 by Yath | Comments(8)  

月の出

今日8日、日本は地方によっては雲がない綺麗な月食が見られたようですね。

残念ながら南極では月食になりませんが、こちらも薄い雲に覆われた満月が南極大陸の地平線から黄金色の顔を覗かせました。
日本で見る月とは上下左右が逆になっています。
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現在21時。
まだ空は明るいので肉眼では見えませんが、電波観測ではすでに昭和基地上空にオーロラが出てるもよう。
早く暗くなんないかなぁ..

いつも色と形を変えて現れるオーロラ。
今夜はどんなのが見られるんでしょうか.. そわそわします。

おきてがみ





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by yath_y | 2014-10-08 21:05 | @南極 by Yath | Comments(2)  

今期光学観測終了間近

今期の光学観測も今月20日で全て終了。夜が明るくなってきましたからね。

オーロラの観測については、過剰な光を嫌う一部の観測方式についてはすでに終了、何度かここで紹介していますのでご存じの方も多いと思いますが、全天カメラ(CDC)による観測も15日もっていよいよ終了です。

ということで、オーロラが見られるのも残り1週間。
幸い太陽活動が活発ですので、月明かり程度であればまあそれなりに見ることができています。


今度来る機会があればオーロラ用にこんなのが欲しいなぁ。
http://www.nikon.co.jp/news/2014/0912_nikkor_02.htm

しかし、それよりまずはちゃんとした写真の撮り方学ぶほうが先であります。。^^;

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by yath_y | 2014-10-07 17:29 | @南極 by Yath | Comments(0)  

春うらら

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日の出5:06、日の入19:16。ずいぶん陽が長くなってきました。
午前2時半にはもう南の空が白んでいます。

太陽高度が上がるにつれて日差しも強さを増してきました。
光学観測棟の屋上の雪も一気に後退し、風がなければポカポカ陽気でそのまま居眠りしちゃいそうです。..が、そのまま熟睡したらまだ凍死する気温です。
「太陽の紫外線を浴びると健康になる」って言われてたのは昔の話。オゾンホールも拡大する季節だし、南極は半端じゃない量の紫外線を浴びますのでその対策は必須です。

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by yath_y | 2014-10-06 17:20 | @南極 by Yath | Comments(0)  

野外オペレーション「スカーレン」(skallen)

9月22日から26日まで4泊5日で昭和基地から120km離れた南極大陸沿岸の露岩域スカーレンまで無人磁力計の保守点検、発電機の整備、居住カブースの無線機交換に行ってきました。
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2台の雪上車に各部門の隊員4名が分乗して時速10~15km/hの速度でコトコト現地に向けて凹凸のある氷海を進みます。
ママチャリ並の速度では一日では到着することができませんから、ルート途中にあるスカルブスネスのきざはし浜小屋で一泊し、現地に向かいます。
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@スカルブスネス

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@スカーレン

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氷の海が割れているところがあります。潮の満ち干きによって氷が動くためです。
そういうところは一旦雪上車から降り、まずドリルで穴を掘って雪上車が乗っても割れないか問題ないかどうか氷の厚さを測ります。
割れない厚さであることが確認できたら、次に雪上車が落っこちないようキャタピラの幅を見ながら「道板」をクラックの両端に渡して、誘導者の指示に従いながら慎重に渡ります。
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スカーレンではこんな石が。
まずはお決まりのガーネット。
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色が悪いですが、こちらはエメラルド。
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で、これまた光の加減で発色不十分ですが、「スピネル」。1~2mmの結晶で鮮やかに透き通った青紫色をしています。
結晶は正八面体で「天空の城ラピュタ」に登場する飛行石のような形をしています。
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写真を取り損ねましたが立派な大理石も。

ここは、3ヶ月先の次の夏にも、その時到着する「しらせ」で持ち込む予定の小型ヘリコプタで再び行くことになっています。

もう2ヶ月半で「しらせ」が私達を迎えに来ます。一年って早いものです。

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by yath_y | 2014-10-01 23:35 | @南極 by Yath | Comments(4)