しらせ乗員
それ以外の空き時間は何をしているのかと言いますと、観測隊の設営支援に入っていただいています。
昨年、一昨年は「しらせ」の接岸がなかったため支援はほぼなし。今年は、物資もすべて運べて支援も豊富に入って夏のオペレーションは極めて順調です。
「しらせ」が接岸する、しないの差がここで大きく出ます。
宙空圏部門にも2日間だけしらせ乗員の方4名に短波レーダアンテナ保守支援に入っていただきました。
いやぁ、さすが日本の自衛隊。
仕事恐ろしく早いです。動きがきびきびしてます。
「ここ取付けを逆にして下さい」、「ここはネジの締め付けが緩いのでもうちょっときつく」など、何かお願いしても大きな声で「はいっ!!」と返る返事がとても気持ちいいですね。三拍子揃ってます。
通常1本の保守に1日半くらい掛かるのですが、おかげで2日間で2本の整備を終えることができました。
しかし、彼らは55次隊夏隊と54次越冬隊を乗せて日本に帰る日が近づいてきましたので、基地作業の支援もそろそろ終わり。
24人だけの生活が徐々に近づいてきました。
国立極地研究所
by yath_y | 2014-01-30 22:57 | @南極 by Yath